8月はJAM、9月は報告者の岸田の不参加、10月は白馬運転会と、暫くひめはる運転会の報告が途絶え、「ひめはる運転会はなくなったの?」と心配されておられる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
ひめはるの里は、運営を市が外部委託していましたが、その運営会社が年度途中で辞退したため10月から休園になってしまいました。電気と水道が止められ休園の中、関東支部メンバーは水と発電機を持ち寄り、11月9日予定通り11月運転会を開催しました。水はOS提供のポリタンクに、近くに別荘を持つ佐藤さんが浄水器を通した水を入れて搬入、発電機は武田支部長が中古機を調達、そして当日は17人のメンバーと家族が何時も通り参加しました。
今月の初参加は、清水(コッペル)さんです。今年4月の桜運転会を見学し、武田支部長のコッペルを運転して「これだ!」と感じ、早速購入〜組立てたものだそうです。清水さんは13oゲージャー。それだけに実機にも詳しく、コッペルを西武鉄道山口線仕様とし、自作の鉄道銘版が取り付けられていました。5吋ライブ開始のきっかけは、飯能の模型店で見た5吋模型のモーションプレート、加減リンクの力強さだったそうです。清水さん曰く「13oだとタダの薄板でしかないので…」。マニアにとって何がきっかけになるか分からないのがこの世界…。さすが美しく丁寧な仕上がりです。武田さんのアドバイスを受けながら早速注水〜火入れです。蒸気が上がって難なく仮設線を順調に走りだしました。暫くすると同行の奥様を乗せて、営業線を走り回っていました。
昨年9月の運転会にご夫婦揃ってブリタニアで参加した加藤さんはこの日ロケットを初入線。昨年奥様インタビューで「このような趣味は良いことなので、今度の夫の誕生日に新しいキットをプレゼントする」と仰っていましたが、これがこのロケットだったのでしょうか。岸田のロケットを見ながら「水タンクの組み立てが大変だったでしょう」と声を掛けてくれた奥さまに「それがまた楽しい」と話が弾みましたが、組立はご主人で奥さまは横から見ていただけだった様子。加藤さんのロケットも仮設線では待機中に圧が落ち戸惑っていましたが、岸田が初めて営業線を走り、「スピードを上げて走り続ける方が良いようですよ」と声をかけると直ぐに営業線に挑戦。順調に走らせながら「まだまだゆとりがある」と余裕の発言。奥さまに運転を代わってご主人は徒歩伴走しながら運転指導するまで調子は絶好調。奥さまは「怖い怖い」と超低速運転でしたが、そのうち慣れて運転が楽しくなりますよ。
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▲初参加・初走行を楽しむ清水さん
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▲初走行に成功/加藤さん
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C21の国鉄風改造を始め、暫くロケットで参加の大石さんご夫妻。今月はこの改造完成間際のC21改を持参。まずは皆の質問攻めに…。キャブはレーザー加工を外注、先輪はロケットのテンダーから暫し借用等々、興味ある話題で大いに盛り上がりました。
私のロケットも上記のように営業線に乗り入れ、「スピードを上げて走り続ける」ようにしたら断然調子よく…。でも一周400mまで今一歩。加藤さんに完敗です。このような状況の中もでメンバーが集い、水なし電気なしのレイアウトで、十分運転と交流を楽しんでいます。
データの入ったカメラを田舎家に置き忘れ、写真がありません。今回、藤坂さん撮影分をお借りし、後日写真だけを掲載します。
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